高血圧
こんな方は高血圧に要注意
次の項目に当てはまる方は、高血圧への注意が必要です。
- 脂気が多い、または濃い味付けの料理をよく食べる1)
- お酒をよく飲む1)
- タバコを吸う1)
- 睡眠不足である1)
- 肥満気味である1)
- 運動不足である1)
- 家族の中に高血圧の方がいる1)
- 生活リズムが不規則
- 野菜をあまり食べない
受診の前に
血圧は、いろいろな影響を受けます。特に、緊張すると血圧が上がってしまうことも多く、自宅でリラックスした状態で血圧を測ることが大切です。
自宅で測った血圧を家庭血圧とよび、血圧の治療の指標となります。
朝晩2回の血圧測定を1週間以上続け、その数値とともに主治医と高血圧について話し合うことがおすすめです。
高血圧の合併症
近年の研究結果1-3)から、高齢の方を含めて、積極的に血圧を下げた方がよいと考えられています。
高血圧症は初期症状がほとんどありません。健康診断や他の病気で受診する時、血圧を測定して判明することが多いのが現状です。
日本人のおよそ3人に1人は高血圧と推計されています。少しでも高血圧が疑われた場合には、すぐに受診しましょう。
高血圧の原因は?
高血圧の90%は本能性高血圧といい、原因が明確ではありません。残り10%は二次性高血圧と呼ばれ、血圧が上昇する病気が他にあります。本能性高血圧の原因は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の2つが存在します。
- 生活習慣など
- 過度な塩分摂取、喫煙、過度の飲酒、ストレス、過労、運動不足、太りすぎなど
- 遺伝(体質)
- 体質的に高血圧になりやすい方がいます。また、年をとると(加齢)高血圧になりやすくなります。
高血圧のリスク・合併症とは
高血圧は通常、ほとんど症状がありません。しかし、高血圧が持続すると、動脈硬化が進み、全身の様々な臓器に障害が起こります。
脳:脳梗塞、脳出血など
心臓:狭心症、心筋梗塞、心不全など
足の血管:末梢動脈疾患など
慢性腎不全:腎硬化症など
高血圧の治療
高血圧の治療の目的は、重大な病気の発症を防ぐことです。
治療の基本は食事療法と運動療法で、そのうえで効果が不十分であれば、薬の処方によって治療します。
高血圧の食事療法のポイント
塩分摂取量を減らす
一日の塩分の摂取量は6g以下を目安に減らしましょう。減塩と血圧の低下の関係には個人差があり、食塩感受性と呼ばれます。高齢の方ほど、減塩の効果が大きいことが知られています。1,2)
塩味が少ない食事は少々物足りなく感じるかもしれませんが、料理の工夫により無理なく塩分を減らすことが可能です。例えば、「出汁の味を十分に活かす」、「減塩タイプの醤油や味噌を使う」などがおすすめです。
適切なエネルギー量を意識する
肥満は高血圧と関係しており、日々のエネルギー摂取量を適切に管理することが大切です。1kg体重が下がるごとにおよそ1 mmHg血圧が下がるとされています。2)
お酒は適量を心がける
過度な飲酒は、血圧上昇のリスクを高めます。日々の飲酒量の目安としては、男性の場合、エタノールで約20~30mL(ビールでは中瓶1本、日本酒では一合、ワインでは2杯)以下を心がけましょう。一方、女性の場合は、これらの量の約半分を目安にしましょう。2)
高血圧の運動療法のポイント
少し息が上がる程度の運動
心拍数が上がり「少し息が苦しい」程度の有酸素運動を行うことが推奨されています。日常的に、30分以上の運動を目指しましょう。たとえ忙しい日でも、10分でもいいので運動を行い、その習慣を毎日の生活に取り入れることが重要です。朝の散歩や帰宅後のウォーキングなど、生活の中で自然に取り入れられる運動方法も効果的です。
また、レジスタンス運動との組み合わせも有効です。無理のない範囲で運動の習慣を取り入れましょう。
高血圧の薬物療法
カルシウムブロッカーや、ARBといったお薬が代表的です。
当院の高血圧治療の特徴
1.循環器専門医による安心の診療
循環器専門医である当院長による、専門性の高い高血圧治療を提供いたします。
高血圧は、放置すると心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患を引き起こす可能性があります。 専門医による早期診断と適切な治療で、将来の健康リスクを最小限に抑えましょう。
2.スムーズなWeb予約システム
当院はWeb予約システムを導入しており、24時間Web予約が可能です。 待ち時間の目安は30分以内となっており、スムーズに高血圧の診療を受けることができます。
また、クレジットカードをご登録いただくことで、お会計を待たずにお帰りいただけます。
当院は豊田市を中心に岡崎エリアからも多くの患者さんに来院をいただいております。症状のある方、不安のある方はお気軽に当院までご相談ください。
関連するおいでん病気ペディアのページ
参考文献
- UpToDate:Overview of hypertension in adults
- 日本高血圧学会:高血圧管理・治療ガイドライン2025
- N Engl J Med 2015;373:2103-2116
