息切れ
息切れが気になる場合に考えられる代表的な病気には以下のようなものがありますが、その他にも様々な病気が考えられます。息切れが気になる方は一度当院までご相談ください。一緒に原因を考えさせていただければと思います。
貧血
貧血はゆっくりと進行すると、なかなか症状がでにくいことがあります。
閉経前の女性の方では貧血の方が少なからずいらっしゃいます。また、代表的な貧血の原因としては(過多)月経の他に、胃がんや大腸がんなどの消化管の悪性腫瘍があります。貧血がある方は、(年齢や経過に応じて)消化管の悪性腫瘍のスクリーニングが推奨されます。
※貧血の原因は色々と考えられますので、貧血のある方は主治医の先生にご相談ください。
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心臓の病気
狭心症や心不全でも息切れが生じることがあります。
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喘息・COPD
喘息やCOPDが原因で息切れになることがあります。特に、喫煙者の方では、COPDのリスクが高くなります。
呼吸機能検査などにより診断を行います。
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甲状腺機能の異常
甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などで甲状腺ホルモンのバランスに異常が生じると倦怠感や動悸、息切れといった症状が出現します。
採血により甲状腺ホルモンの値を確認することにより診断を行います。
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息切れは、運動不足や加齢などでの自然な変化で起こることもあります。
周りと比べて、明らかにひどい息切れがある場合は、早めの受診をおすすめいたします。