STI(性感染症)検査
感染症専門医監修
プライバシーに配慮した、STI(性感染症)検査・ブライダルチェック
当院では、自費での感染有無の検査を行っております。
症状のある方は、泌尿器科、産婦人科などの医療機関の受診をお願いいたします。
※自費の場合でも、カルテ作成のため、身分証の提示をお願いしております。
※クラミジア・淋菌(のど)の検査をご希望の方は、受診2時間前の食事・飲水・うがい・歯磨き・ガムをかむことは避けてください。
- 性感染症は無症状、または症状が軽いままで進行することが少なくありません。
- 気づかないうちにご自身の健康や、パートナーの健康をおびやかすことがあります。
- STIを放置することで、不妊や流産などの原因になります。
- 当院では、プライバシーに配慮した環境で検査を受けていただけます。
- 結果は、メールなどでお受けとりいただけます。
未来の自分を守る、小さな積み重ね
性感染症(STI: Sexually Transmitted Infections)は、症状が出ないことも多く、「知らないうちに感染」「知らないうちにうつしてしまう」こともある病気です。 当院では、安心して受けられるSTI検査を行っています。 プライバシーに配慮した環境で、幅広い検査に対応しています。採血以外の検体は、ご自身で採取していただく形式のため、羞恥心や抵抗感が少なく、リラックスして検査を受けていただけます。
対応している性感染症検査一覧
クラミジア感染症
- 検査部位:喉(咽頭)、性器(尿道・膣)、肛門(直腸)
- 男性:尿、女性:膣分泌物(自己採取)、うがい液(自己採取)、肛門分泌物(自己採取)
- 特徴:無症状のことも多く、放置すると不妊の原因になることも。
- 尿検査の場合は、前回の排尿から1h以上間隔をあけて、尿を採取してください。
- 感染機会から24時間以上後に検査をしてください。
クラミジアについて
クラミジア感染症は、性感染症(STI)の中でも特に患者数が多く、若い世代を中心に広く見られる感染症です。 原因は「クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)」という細菌で、性行為(膣・口・肛門)を通じて感染します。
症状について
男性の場合- 尿道にかゆみや軽い痛み
- 排尿時の違和感
- 薄い透明な分泌物が出ることも
67〜89%の男性は無症状との報告があります。
女性の場合- おりものの増加
- 下腹部の軽い痛みや違和感
- 性交時の痛み
ほとんどの女性(83〜94%)が無症状といわれており、知らないうちに進行してしまうことがあります。 放置すると、子宮や卵管に炎症を起こし、不妊症や子宮外妊娠(異所性妊娠)の原因になることもあるため、早期発見・治療がとても重要です。
感染経路
- 性交渉(膣性交・口腔性交・肛門性交)
- パートナーとの感染の繰り返し(ピンポン感染)も多いため、パートナーと一緒に検査・治療を受けることが望ましいです。
治療について
クラミジアは、抗生物質の内服で治療します。
- 治療中の性行為は控えてください。
- パートナーも一緒に治療を受けることで再感染を防げます。
- 当院では、自費での感染有無の検査を中心に行っております。症状がある場合には、専門科の受診をおすすめします。
淋菌感染症(淋病)
- 検査部位:喉(咽頭)、性器(尿道・膣)、肛門(直腸)
- 特徴:排尿時の痛みや分泌物が特徴。無症状のことも多く、放置すると不妊の原因になることも。
- 男性:尿、女性:膣分泌物(自己採取)、うがい液(自己採取)、肛門分泌物(自己採取)
- 前回の排尿から1h以上間隔をあけて、尿を採取してください。
- 感染機会から24時間以上後に検査をしてください。
淋菌について
淋菌感染症(淋病)は、「淋菌(Neisseria gonorrhoeae)」という細菌によって引き起こされる性感染症(STI)です。 性交渉(膣・口・肛門)を通じて感染し、クラミジアと並んで非常に多い性感染症のひとつです。
症状について
男性の場合
- 排尿時の強い痛み
- 黄色〜緑色の膿のような分泌物
- 尿道のかゆみや腫れ
男性の15〜55%が無症状と言われています。
女性の場合
- おりものの増加や変色
- 不正出血
- 下腹部の痛みや性交痛
女性は自覚症状が少ないことが多く(65〜86%)、知らないうちに感染が進行してしまうケースがあります。 放置すると、子宮や卵管に炎症が広がり、不妊症や子宮外妊娠(異所性妊娠)の原因になこともあるため、早期発見・治療がとても重要です。
感染経路
- 性交渉(膣性交・口腔性交・肛門性交)
- パートナーとの感染の繰り返し(ピンポン感染)も多いため、パートナーと一緒に検査・治療を受けることが望ましいです。
治療について
淋菌は、抗生物質の内服で治療します。
- 治療中の性行為は控えてください。
- パートナーも一緒に治療を受けることで再感染を防げます。
- 当院では、自費での感染有無の検査を中心に行っております。症状がある場合には、専門科の受診をおすすめします。
トリコモナス感染症
- 検査対象:女性
- 検査部位:性器
- 膣分泌物(自己採取)
- 特徴:かゆみや泡状のおりものが出ることも
- 感染機会から24時間以上後に検査してください。
- 当院では、自費での感染有無の検査を中心に行っております。症状がある場合には、専門科の受診をおすすめします。
梅毒
- 検査方法:採血
- 特徴:初期は無症状のこともあり、進行すると全身に症状
- 感染機会から1ヶ月以上後に検査してください。
- 当院では、原則として、自費での感染有無の検査のみ行っております。症状がある場合には、専門科の受診をお願いいたします。
HIV(エイズウイルス)
- 検査方法:採血
- 特徴:初期症状なしで進行することがある。早期発見が重要です。
- スクリーニング検査:感染の可能性を検出します。
- 感染機会から3〜4週間あとに検査を受けてください。
- 当院では、原則として、自費での感染有無の検査のみ行っております。症状がある場合には、専門科の受診をお願いいたします。
HIVのスクリーニング検査と確認検査
HIV検査の流れ
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、感染しても初期には自覚症状がほとんどなく、気づかないまま進行してしまうことがあります。早期に治療を開始することがとても大切であり、早期発見のために定期的な検査が大切です。 HIV検査は主に二段階に分かれています。
スクリーニング検査(一次検査)
まず最初に行うのがスクリーニング検査です。感染機会から3〜4週間あとに検査を受けます。
血液検査により、HIVに対するIgG・IgM抗体やp24抗原の有無を調べます。 この検査は感染の有無を広く調べるためのものです。見逃しをなくすために、感度がとても高いですが、逆に、擬陽性(本当は陽性ではないが、陽性とでること)もでてしまいます。
スクリーニング検査の結果が陰性であれば、HIV感染の可能性は低いと判断されます。
スクリーニング検査で陽性となった場合でも、それだけでHIV感染と確定されるわけではありません。 偽陽性の可能性があるため、次に行う確認検査で確定診断を行います。
確認検査(二次検査)
スクリーニング検査で陽性反応が出た方には、確定診断のための確認検査を行います。イムノクロマト法によりHIV-1/2抗体の確認を行います。
この検査で陽性と判定された場合には、専門機関へご紹介させていただきます。
B型肝炎(HBV)・C型肝炎(HCV)
- 検査方法:採血
- 特徴:性交渉・血液を介して感染。慢性化すると肝障害のリスク
- B型肝炎は、感染機会から2ヶ月以上後に検査してください。
- C型肝炎は、感染機会から3ヶ月以上後に検査してください。
マイコプラズマ(Mycoplasma genitalium)
- 尿道炎や子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患(PID)の原因になることが知られています。
- 無症状の場合のスクリーニング、治療の必要性については、はっきりわかっていません。1)
- 無症状の方の治療は必要性がはっきりせず、スクリーニング検査はおすすめしておりません。
ウレアプラズマ
- ウレアプラズマは、健康な方にも検出され、身体に及ぼす影響についてははっきりしていません。2)
- 治療意義がはっきりしないため、当院では検査を行っておりません。
検査費用について
検査内容や部位によって費用が異なります。 下記は、自費での検査の料金です。
クラミジア、淋菌は同時に感染することも多く、セットの検査としています。
※クラミジア・淋菌(のど)の検査をご希望の方は、受診2時間前の食事・飲水・うがい・歯磨き・ガムをかむことは避けてください。
| クラミジア・淋菌セット(各部位ごと) | 5,000円(税込み) |
| トリコモナス・マイコプラズマセット | 5,000円(税込み) |
| HIV、B型肝炎・C型肝炎(HBV, HCV)・梅毒セット | 6,000円(税込み) |
ご予約
性感染症検査をご希望の方は、WEB・LINEからご予約をお取りください。
このページは、感染症専門医の先生の監修を受けています。
よくある疑問Q&A
保険は使えますか?
基本的には、当院では自費での検査となっています。症状がある場合は専門科を受診してください。
検査結果はいつわかりますか?
多くは3~5営業日で結果が出ます。内容により異なります。2週間経っても結果の連絡がない場合は、お問い合わせください。
他の患者さんに知られたくありません。
プライバシーに配慮しております。
治療もできますか?
はい。検査結果に応じて、必要な治療を行います。また、泌尿器科、婦人科、感染症専門医の先生などにご紹介させていただくこともあります。
のどの痛みが長引いています。風邪じゃない可能性はありますか?
咽頭クラミジアや淋菌感染の可能性があります。咽頭クラミジアは無症状のこともあり、ご心配であれば検査をおすすめします。
排尿時に痛みがあります。これは性病ですか?
クラミジアや淋菌などが原因のことがあります。症状がある場合は専門科を受診してください。
おりものの量やにおいが気になります。
当院でもSTIの検査を行うことができますが、当院では自費となり、また、その他の原因の検索ができないため、婦人科の受診をおすすめします。
症状がなくても検査したほうがいいですか?
はい、性感染症の多くは無症状で進行します。不安があれば検査をおすすめします。
参考文献
- UpToDate:Screening for sexually transmitted infections
- UpToDate:Mycoplasma hominis and Ureaplasma infections
最終更新日:2025/10/26
