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心房細動をAIで調べる

AI搭載心電計で心房細動の早期発見が可能に!

豊田かなでクリニックでは、AI(人工知能)を搭載した心電計を導入し、心房細動(AF)の早期発見・診断を行っています。

心房細動は、動悸や息切れ、脈の乱れなどの症状が出ることがありますが、就寝中に不整脈が起こるなど、症状が出ないこともあります。今まで無症状だった方が突然、心房細動が原因の大きな脳梗塞(心原性脳梗塞)になることがあり、心房細動のやっかいなところです。

 

従来の心房細動の診断のプロセスは、

動悸などの症状がある場合に、12誘導心電図(一般的な心電図)やホルター心電図(24時間心電図を記録する)を行っていました。

しかし、この方法では、症状がない方や、ホルター心電図を装着していないときに不整脈がでなかった方は、心房細動と診断することが難しいという欠点がありました。

 

AIにより心房細動が起こっていない時の心電図を解析することで、心房細動を持っているリスクを評価することができ、ハイリスクである場合には、精査を行うきっかけとなります。

 

心房細動は早期発見が大切

心房細動は、脳梗塞や心不全などの原因となるため、しっかりとした治療が必要です。また、心房細動を放置すると、リモデリングといって、どんどんと心房細動を起こしやすい状態へと心臓が変化してしまいます。そのため、早期発見、早期治療が必要です。

心房細動について、詳しくはこちら

心房細動が進行する理由について、詳しくはこちら

参考文献

1)  Wu H et al. J Clin Med. 2024 Apr 11;13(8):2218. doi: 10.3390/jcm13082218. 

 

この記事の執筆者

豊田かなでクリニック
院長:加藤友大

医学博士、日本内科学会 認定内科医、日本循環器学会 循環器専門医

2025年11月、「正しい情報に基づいた患者中心の医療」を実践するために、豊田かなでクリニックを開院。「おいでん病気ペディア」では、しっかりとした医学的な根拠に基づき、不必要に不安を煽らない情報の発信を行っています。

Web問診・オンライン予約・オンライン診療などのデジタルトランスフォーメーション(Dx)を取り入れ、「スムーズな体験で健康管理をもっと手軽に」するクリニックを目指しています。

今後は、AIトランスフォーメーション(AIx)を積極的に取り入れ、温かな医療で地域の皆様の健康を守る「未来の医療のカタチ」を創っていきたいと考えています。

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最終更新日:2025/5/20

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