インフルエンザの予防接種
✔オンラインの問診票に対応
✔鼻にスプレーするワクチン
✔高用量ワクチン(高齢者向け)
※補助券などを使用される方は、紙の問診票の記入をお願いいたします。
※当院では、接種券は使用できません。接種券は2026年4月以降の対応を予定しております。
インフルエンザの予防接種
インフルエンザワクチンは、発症予防効果と重症予防効果があります。ワクチンを打ってもインフルエンザにかかることはありますが、重症化を予防することができます。生後6ヶ月以上のすべての人におすすめされます。
当院では、インフルエンザの予防接種を積極的におすすめしています。
接種回数
日本では12才以下のお子さんは、2回接種となっています。フルミストでは、1回接種です。
※2回接種の考え方は様々です。海外などでは、1度2回接種をしていれば、以降は1回接種でよいとしている国もあります。5)また、9才以上の方では1年に1回の接種でよいとのデータもあります。1,4,5)
価格
大人の方:準備中です。
予防接種のご予約
定期通院されている方:定期受診の時に、ご予約をお取りし、次回通院時に接種していただけます。
定期通院されていない方:予防接種のご予約をお取りください。
市の接種券をお持ちの方(65才以上):2025年度は対応しておりません。
※予防接種のイラストイメージは生成AIにより作成しています。日本では、一般的に、インフルエンザの予防接種は皮下注射ですが、海外では筋肉注射となります。イラストは筋肉注射での接種部位となっています。なお、高齢者向け高用量インフルエンザワクチンは筋肉注射となります。
オンライン問診、オンライン決済を使用した場合の流れ
- オンラインで予約
- オンラインで問診票を記入
- 来院、予防接種→ご帰宅
- オンラインで決済
※オンライン問診票では、補助券などが使用できません。
フルミストとは?~鼻から接種するインフルエンザワクチン~
フルミストは、鼻にスプレーするタイプのワクチンです。
従来のタイプのワクチンとは違い、注射をする必要がありません。
接種年齢
日本では、対象は2〜18才の方のみです。
(海外では成人の方にも投与されています。)
注射が苦手なお子さんにもおすすめ
従来の皮下注射とは異なり、注射針を使わず、鼻の粘膜に噴霧するだけで接種が完了します。 特に注射が苦手なお子さんや、痛みに敏感な方におすすめです。
また、接種回数は1回です。
効果
従来のワクチンは不活化ワクチンに分類されますが、フルミストは生ワクチンです。鼻からスプレーするため、実際にインフルエンザに感染した場合と同じく、鼻の粘膜でも免疫反応が起きます。
従来のワクチンよりも効果が高く、1年後でも免疫が保たれていると報告されています。
費用
-円(準備中です)
高齢者向け高用量インフルエンザワクチン(エフルエルダ)
インフルエンザは高齢者にとって重症化しやすい感染症です
インフルエンザは発熱や咳などの症状に加え、高齢者では肺炎や心不全の悪化など、重篤な合併症を引き起こすことがあります。
特に基礎疾患をお持ちの方では、入院や死亡リスクも高まります。
通常のワクチンとの違い
一般的なインフルエンザワクチン(標準用量)に比べて、「高用量ワクチン」は有効成分(抗原)の量が約4倍(1株あたり15μg→60μg)に増量されています。
これにより、よりしっかりとした免疫反応を得られ、インフルエンザの発症や重症化を防ぐ効果が高いとされています。
どんな方におすすめ?
- しっかりとインフルエンザの予防を行いたい60歳以上の方
効果は?
複数の海外の研究によると、高用量ワクチンは通常のワクチンに比べて以下の効果が報告されています。2,3)
- インフルエンザの発症リスクをさらに抑制
- 入院や肺炎のリスクを減少
- 死亡リスクの軽減
副反応は?
高用量ワクチンは、腕の腫れや痛みなどの局所反応がやや強く出ることがありますが、
重い副反応は少なく、安全性は通常のワクチンとほぼ同等とされています。2)
当院での接種について
当院では、60歳以上の方を対象に、高用量インフルエンザワクチンの接種を行っています。
- 接種開始:準備中
- 対象:60歳以上の方
- 費用:準備中
参考文献
1)UpToDate:Seasonal influenza in children: Prevention with vaccines
2)UpToDate:Seasonal influenza vaccination in adults
3)Lee JKH et al. Vaccine. 2021 doi: 10.1016/j.vaccine.2020.09.004.
4)厚生労働省:インフルエンザワクチンのページ
5)UpToDate:Seasonal influenza in children: Prevention with vaccines